寝坊した朝、犬の散歩へ向かう

今朝も飼っている犬が枕元でクゥ~ンと鳴く鳴き声で目を覚ました。
まだ早朝といっていい時間なのだが、彼にとっては朝ごはんの時間にあたり、うっかり目覚ましをかけ忘れたので、困ったように枕元へきたらしい。
いけない、と思いドッグフードを急いで用意して、水も取り換える。
彼が食べている間に顔を洗い、ミニバッグとハーネスを持ってきて、ささっと服を着替えた。
あっという間に食べ終わった彼がリードを見ると、足どりがウキウキ、目が俄然輝きを増して、駆け出してくる。
小型犬とはいえ、ハーネスをつけるのはちょっとコツがいる。
「足上げてー。」と声掛けしながら前足の片方を少し浮かせるようにして上げるのだが、うまくいくときとそうでない時がある。
彼が気がせいている時はバランスがあわなくて、持ち上げる力を少し強くしなくてはならない。
今朝は寝坊したせいもあり、寝ぼけ眼だったので余計時間がかかってしまった。
それでもセットし終えて、玄関を出る。
外の空気はひんやりしており、鳥の鳴く声があちこちで聞こえ、空はまだ青白く、日の出までもう少し時間がかかりそうだった。
朝露に濡れた雑草の中をぐんぐんと進み、彼はあちこちで臭いをかぎまくっている。
私はぼんやりとあたりを見回しながら、朝の空気を吸い込んだ。
この空気、好きだなぁ。